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東プレ Realforce91 UDK-G

前々から気になっていたシリーズとして、かなりの長期間残っていたキーボードですが、ついに購入に至りました。

キーボードは長く使えるので、満足度に対するコストパフォーマンスはそんなに悪くないと考えていたものの、キーボードとしてはとんでもない価格なのは間違いなので、慎重に検討を重ねる必要があります。といいつつも、評価の高いキーボードとしては、PFUの「Happy Hacking Keyboard(HHK)」もあったのですが、独立したファンクションキーがないため、慣れるまで使いづらく、玄人向けという印象です。一方、東プレ(Topre)の「Realforce」は標準的なキーボードで、私としてはこちらに魅力を感じました。

「Realforce」シリーズは色々バージョンがあるのですが、「黒」「テンキーレス」「日本語配列」を選択すると、下記の3つが候補となります。気になるキーワードとしては、「昇華印刷」と「静音」の2つ。

・91UBK
⇒レーザー刻印、変荷重
・91UBK-S
⇒レーザー刻印、変荷重、静音
・91UDK-G
⇒昇華印刷、荷重ALL45g

昇華印刷は、とりあえず見た目が格好いいです。HHKのPro版でも使われており、キートップの文字がうっすらと見える程度になっています。実物を見て、格好いいなと思った人は、おそらくずっとこの昇華印刷が気になってしまうでしょう。ブラインドタッチができる人であれば、文字はなくても良く、たまに確認する程度であれば、見えにくいことはデメリットになりません。また、昇華印刷は経年変化に強く、長く使っていても削れることがありません。

静音については、気にしないことにしました。実機を触れる環境がなかったため、確認できなかったのですが、静音処理がされていないものであっても、それほど気になるものでもなかったのが理由です。EnterキーやSpaceキーが、やや大きい音がでるのですが、これもまぁ及第点でしょう。ネットで調べると、独自に静音処理をしている猛者もいらっしゃったので、よほど気になれば自分もそれをすればいいかなと思ったというのもあります。あと、静音モデルの場合、従来モデルと比べると、タイピングの感触がやや劣るというレビューがあったのも気になりました。

上記の検討の結果、購入したのは「91UBK-S」になりました。キー荷重については、特にこだわりはなかったのですが、ゲーマーの人とかは変荷重は違和感があるらしく、ALL45gのモデルを購入するそうです。

購入した感想としては、軽いキータッチに多少の違和感を感じつつも、非常に満足しています。違和感がありつつも、軽快に入力できるのはメリットです。キーボードになれるために、タイピングソフト「タイプウェル」でウォーミングアップを行っておきました。音も思ったほど大きくないので、静かさが要求される場所でなければ問題ないでしょう。そして、昇華印刷は格好いい。結果として、満足できる買いものでした。数年前から検討していたものだったので、もっと早くに購入しても良かったと小さく反省です。

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